髪が生える睡眠の取り方

2018年08月23日 STAFF

夏の夜。暑さが邪魔して途中で起きてしまったり、なかなか寝付けないことってありますよね。
睡眠不足になると体の疲れが取れないのはもちろん、
知らないうちに頭皮や髪の毛にも影響が出ているんです。

1日の行動の中で頭皮と髪には紫外線、ホコリ、温度や湿度などが影響して負担がかかり
知らないうちにダメージへと繋がります。
頭皮と髪のダメージを回復するのに必要なのは、体の疲れを取るのと同じ睡眠です。
睡眠不足になると代謝に関する作用が上手く機能できなくなり、どんどんダメージが蓄積されていってしまいます。
ダメージが蓄積されている状態の時、体は生命に必須な器官を優先的にエネルギーの配給をして回復させます。
ということは、生命に関わる危険のない頭皮や髪の優先順位は低くなってしまいます。
優先順位が低くなると、頭皮の代謝や血行が悪くなり、薄毛や抜け毛など発毛不良の状態に陥りやすくなっていくのです。

そして、睡眠中には成長ホルモンが内分泌器官から分泌されます。
この成長ホルモンが、頭皮と髪に大きな影響を与えます。
なぜかというと、成長ホルモンが働きかけることにより発毛へと繋がるからです。

睡眠と一言で言ってもただ寝るだけではなく、成長ホルモンを上手に分泌する方法があります。

成長ホルモンが一番分泌されるのは、就寝後3時間ほどの間です。
この段階で深い眠りに入ることをノンレム睡眠と言い、副交感神経が優位な状態になります。
その時の睡眠の深さによって成長ホルモンの分泌量が変わってくるんです。

そして毎日決まった時間に4時間以上寝ること。
生活サイクルを習慣化させ、副交感神経の時間を体に覚えさせることで、より深い眠りにつきやすくなります。
もし4時間ほどの睡眠時間が取れない場合、短時間でも熟睡することが大切です。
寝る時間帯が大事だと言われていますが、それよりも眠りの深さ、質を重視しましょう。

眠りの深さ、質を上げるためには

夕食は就寝3時間前に済ませる
食事をしてから胃が消化できるまで、およそ3時間と言われています。
体は消化し終わるまで内臓を優先的に活動させるため、睡眠の質が悪くなってしまうんです。
なるべく胃が休まった状態で就寝することが理想です。

カフェイン、アルコールは就寝5時間まで
カフェインやアルコールは覚醒作用があり、就寝中に起きてしまうなど、睡眠の妨げになります。
その影響を考えると、就寝5時間前には控えておくことをお勧めします。
毎日は難しいという方も、週に何日か控える日を作ると、違いを感じていただけると思います。


スマホとパソコンは就寝2時間前まで
ついつい気になって見てしまいがちですが、操作する=脳が働いている状態なので、たとえ眠れても浅い睡眠になってしまいます。
極力枕元に置かず、リビングで充電するなど工夫しましょう。

就寝90分前に入浴する
就寝前に皮膚表面の体温を上げておき、体の深部の熱を外に放散しやすくするのです。
熱を放出し深部体温を下げることで、眠りにつきやすく、より熟睡できます。
入浴する時間が取れない方は、足湯をしてあげるだけでも効果が得られるので試してみて下さい


朝起きたときに肩の凝りを感じたり、筋肉が緊張している方は、枕が原因かもしれません。
体が緊張しているということは、睡眠の質を下げることになります。
ご自身の首のカーブなど、一度専門店で確認してみるのもオススメです。

マットレス
個人差はありますが、柔らかいマットだと体を十分に支えられず、腰痛の原因に。
硬いマットだと、骨が当たり痛みが出たり、血流が悪くなってしまいます。
途中で目が覚めてしまう方は、マットレスを見直すのも大事です。

ご自身の生活リズムと比べていかがでしたか?
全てを実践するのは大変ですが、これを参考に少しずつ取り入れてみてください。

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